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高田エミ【ねこ・ねこ・幻想曲】13巻・あらすじ・感想 | くまリオのススメ!


高田エミ【ねこ・ねこ・幻想曲】13巻・あらすじ・感想

ねこ・ねこ・幻想曲13巻 高田エミ

※記事内に広告が含まれています。

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ねこ・ねこ・幻想曲(ねこ・ねこ・ファンタジア)13巻

りぼんで1991年6月号から1991年10月号で掲載

あらすじ

里子に飼われている黒猫のシロは人間の女の子に変身できる不思議な猫。
シロの秘密は、人間では里子だけが知っている。
ある日、サスケを助けるため、昼間のお月様にお願いして人間に変身したシロ。
しかし、タイムスリップして過去に戻ってしまった。
元の時間に帰るまでの間に、ルナお母さんに会いに行き、助けようとするが…、
長老に運命を変えてはいけないと引き止められる。
そして、サスケを助けるために元の時間へ…。

主な登場人物

シロ

樹村家の飼い猫。黒猫だけど「シロ」という名前。
みかん箱に入れられて川に流されていたのを、里子に助けてもらう。
お月様に頼んで人間の女の子の姿に変身できる。

樹村 里子(きむら さとこ)

緑ヶ丘高等学校2年5組。3年の香川先輩と付き合っている。

樹村 正人(きむら まさと)

樹村家のパパ。緑ヶ丘高校の生物教師。猫が嫌い。猫アレルギーでじんましんが出る。
しかしシロからは、マイダーリンのパパと呼ばれるほど好かれている。

樹村 冴子(きむら さえこ)

樹村家のママ。お料理上手。昔は看護婦をしていた。

香川貴広(かがわ たかひろ)先輩

緑ヶ丘高校3年8組。頭脳明晰、明るい性格。バスケット部副キャプテンで生徒会風紀委員長。
自分をずっと励ましていてくれた女の子が里子と知り、里子と付き合うようになる。

サスケ

竹中生花店で飼われている猫。シロに好意を寄せている。

セディ

シロをめぐって、サスケとライバル関係にある猫。

長老

お年寄りの猫。シロたちの町の猫から慕われている。

ボス

月見町の猫。みんなから慕われボスと呼ばれている。

ララ

新しく引っ越してきた猫。サスケに一目惚れしてしまった。

ネタバレ・感想

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ここから、ネタバレ・感想になります。ご注意下さい。

●がんばれ!サスケの巻

元の時間に戻り、無事サスケを助けることができたシロ。
しかし、相変わらずサスケは落ち込んだまま。
そんなある日、怪我が回復し、ボスとシエルが元の町に帰ることに。
慌てて、サスケを呼びに行くシロだったが、途中で意地悪犬トリオに遭遇してしまい…。

改めて長老にシロは会いにいくけど、
長老も、サスケを助けることができて安心した様子。
…そっか、サスケのことは当時は知らなくても、
シロが帰ってから時間がけっこう経ってるし、サスケにもその後出会ってるし、
気になるよね…。

落ち込んだままのサスケに、シロ以外にたくさんの仲間の猫が会いにくるけど、
先生、大量の猫ちゃんたちを描くのお疲れ様でした!笑

ボスとシエルのケガがすっかりよくなったけど、考えてみると、
ボスたちは連載時の2年前の9月号から、シロたちの町、里子の家に長居している状態に(笑)

サスケを待たずして帰ろうとするボス。
あとあとフォローが帰るけど、あまのじゃくなんだから(笑)

「サスケ!しっかり目をあけるんだ」

「戦う相手からけして目をそらすな!」

「そうすればどう戦えばいいか自ずから見えてくるはずだ!」

このシーンのサスケは、かっこいいぞ!

サスケのカッコよさの余韻にひたらずして、シエルの爆弾発言。

ボスの最愛の婚約者のエレナさんも今頃首を長くして…

みんなは、え?と驚いたけど、当時もわたしもえ?って驚いたし、
大人になって読んでみても、ボスって、なんとなく1匹狼が似合いそうだから、
やっぱり驚いた…!長いこと帰ってこないから、エレナさんもさぞ心配だったろうな。

仲直りしたサスケとシロですが、

「大好きだよ!シロ」

ついにシロに告白するサスケ。

でもね…ふふっ、残念w

サスケの問題が解決したかとおもいきや、今度は運動会か。

パパとママに海外旅行に行かせたいために、
シロたちは奮闘~!

4人5脚状態を見て、そういえば、昔、30人31脚とかにスポット当たってた時代があったけど、
今って、そういう競技を運動会でやってたりするんだろうか…。

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●海外旅行はだれの手に!?の巻

シロが活躍できないまま最終競技のリレーになってしまう。
海外旅行に行かせてあげたいというシロの想いを知った、
ドロシーや仲間の猫達は、シロを1等賞にするべく作戦を実行するが果たして…?

ピストルの音が怖いって言って、ずっと木の上でさぼっていたララが、
パン食い競走には、ピストルの音にも目をくれず、はつらつと参加してるw
嫌いじゃないぜ、その分かりやすい正確ww

さらに、シロがこけてサスケがおんぶしている様子を見て、
サスケの前でお腹が痛いふりをするララだけど、本当に分かり…(略)
ここで、シロからララをおんぶするように言われ、サスケはララをおんぶしようとするんだけど、
ララをおんぶしようとすると、サスケはつぶれるんだよね…。
サスケが非力なのか…ララが重…おっと、笑

見かねたセディは、ララを軽々とお姫様抱っこして連れていきます。
その時、ララはセディの顔をまじまじ見て…。(落ちたね…!こりゃ落ちたね…!!笑)

ママ、サスケ、里子、シロの4人でリレーに出ることになりました。
ドロシー達は、それぞれに合わせた作戦を遂行し、バックアップします。
シロにバトンが渡った時は、3位だったけど、
このままじゃ追いつけないと考え、いつもの4本足走行にチェンジ!

ゴールは目前、シロの1等賞をみんなは確信したけれども…?その後…

夜になり、猫に戻ったシロ。
里子から、そういえばと、セディとララについて聞かれたシロでしたが、
「なんだかララの様子がおかしいの」と答えます。

●おかしなララちゃんの巻

パパたちが海外旅行に出発し、シロは人間に変身して里子のお手伝いしようと考える。
そこへ、サスケ、セディ、ララも加わり、一緒に人間に変身したものの、
サスケとセディのケンカに巻き込まれたララをかばって、シロは鏡で大けがをしてしまい…。

シロが運動会後の様子を回想しながら里子に話すんだけど、
そんな回想を聞いた里子は、もしかしてそれは―、とにんまり顔。

里子の顔がドアップで悪い顔になってます(笑)

さっそくシロはララに受け売りじゃ!(笑)

「もしかしてそれは セディにコイをしたからじゃあ…」

パパとママが海外旅行に出発した日の朝。
学校への登校中、里子は、ララが何かを見ていることに気が付きます。
ララの視線の先には、セディがちょうちょに、じゃれている姿が。

…もう完全に落ちてるよね?(笑)

シロに大変なことが起きている時に、里子は料理中だったんだけど、
1巻の時も、里子の腕前はそうでもないのかと思ってたけど、
やっぱり里子の料理の腕はそうでもないのかな?
いや、でも裁縫が得意なだけでも、十分、羨ましい。
ママがお料理上手だから、きっと里子も回数を重ねたら上手くなるタイプとみた!

シロの怪我は手を少し切っただけど思いきや、想像していた以上に大変な怪我。
今回は銀のしずくの力のみならず、シロの命も一緒に鏡に吸い込まれていると。

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●ヒカリ池を目指しての巻

シロの命を救うためには、ヒカリ池の水が必要だと知った里子たち。
場所が分からないまま、里子のブレスレットを頼りに、
サスケとセディは、ヒカリ池を目指すが…。

お月様はいつも肝心な時に雲に隠れるパターンの発動!

ブレスレットが光で方向を指す感じは、ラピュタの飛行石を思い出した(笑)

「おれは ポポ 船の中のねずみ退治がおれの仕事なんだ」

ヒカリ池を目指すために船に乗るのを協力してくれた猫ですが、
個人的には、ポポが人間になった姿を見てみたかった。
…なんとなくだけど、タイプのような気がする(笑)

最初にララが急に猫の姿に戻ってしまうんだけど、その時の会話で、

「銀のしずくの力がどんどん鏡に吸い込まれている証拠じゃ」

「きっと次は、サスケとセディの姿も猫に戻るじゃろう」

「そして最後にシロの姿もな」

「…じゃが…そのときは…シロの命も永遠につきるときじゃ」

この会話に対して、今まで通訳してくれていたララが猫に戻ったから、
里子が、長老の言葉を、ハテナ顔で聞いているのがポイントかと思います。
きっと猫の言葉を理解している状態(ブレスレットを持っていたりララが人間のままだったら)
長老は、この言葉を口に出さなかった…かもなと思います。

ようやく、ヒカリ池のある島へたどり着いたサスケとセディでしたが、
そんな様子を上から見ている姿が。

「久しぶりに野ねずみ以外の肉にありつけそうだぜ」

2人に、一斉に迫る山猫たち…!

サスケとセディはどうなってしまうのでしょうか?

物語は14巻へ。

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●番外編 ちっちゃなしあわせ物語 「はじめまして!」の巻+「ハッピー・バースデー」の巻

このお話は、時々、本編で現れてはシロに追いかけられていく、
ねずみの子スピルバーグが、主役のお話です。

シロも少し出てきますが、1988年9月号別冊に掲載されたので、
13巻のシロと比べると少し幼く感じます。
スピルバーグくんが、樹村家で普段どんな生活をしているのか、
垣間見ることができるお話で、ほっこりします。

まとめ

サスケを無事に助けることができ、そして仲直りもできました。
ちょっぴりサスケが強くなった様子。ボスがなんだかんだで優しいんだから。
そういえば、この巻の柱トークの質問コーナーで、
ボスにサスケとセディどっちが好きですか?という質問が載ってましたね。
…ふふっ(笑)
柱トークと言えば、吉住渉先生が泊まりに来たとかの話もあり、その世代のりぼんっ子としては、
漫画家さんから漫画家さんの話が出ると、おぉ~と思っちゃいますね。

この巻では、ララがセディに恋をしちゃいました~♪(やっちゃった)状態になったけど、
シロが大変な状態だから、それどころじゃない。
そして、一応、次の巻で、シロの物語は完結編なんですよね。
15巻と16巻は、ルルが主役のお話なので…。
あぁ、次で終わっちゃう。最後の涙の一山があるのね…。

ヒカリ池を探し、シロの命を助けることができるか、
物語は怒涛の展開とともに、クライマックスへ。14巻に続きます。

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