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高田エミ【ねこ・ねこ・幻想曲】14巻・あらすじ・感想

ねこ・ねこ・幻想曲14巻 高田エミ
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ねこ・ねこ・幻想曲(ねこ・ねこ・ファンタジア)14巻

りぼんで1991年11月号から12月号・1992年3月号から5月号で掲載

あらすじ

里子に飼われている黒猫のシロは人間の女の子に変身できる不思議な猫。
シロの秘密は、人間では里子だけが知っている。
ある日、割れた鏡の上に転びそうになったララをかばって、シロはケガをしてしまった。
シロの傷口から、銀のしずくの力と共にシロの命まで吸いこまれていく。
シロを助けるためには、ヒカリ池の水が必要なことを知り、
サスケとセディはその池がある八角島へ行った。
しかし、そこには、恐ろしい山猫がたくさんいて…。

主な登場人物

シロ

樹村家の飼い猫。黒猫だけど「シロ」という名前。
みかん箱に入れられて川に流されていたのを、里子に助けてもらう。
お月様に頼んで人間の女の子の姿に変身できる。

樹村 里子(きむら さとこ)

緑ヶ丘高等学校2年5組。3年の香川先輩と付き合っている。

樹村 正人(きむら まさと)

樹村家のパパ。緑ヶ丘高校の生物教師。猫が嫌い。猫アレルギーでじんましんが出る。
しかしシロからは、マイダーリンのパパと呼ばれるほど好かれている。

樹村 冴子(きむら さえこ)

樹村家のママ。お料理上手。昔は看護婦をしていた。

香川貴広(かがわ たかひろ)先輩

緑ヶ丘高校3年8組。頭脳明晰、明るい性格。バスケット部副キャプテンで生徒会風紀委員長。
自分をずっと励ましていてくれた女の子が里子と知り、里子と付き合うようになる。

サスケ

竹中生花店で飼われている猫。シロに好意を寄せている。

セディ

シロをめぐって、サスケとライバル関係にある猫。

長老

お年寄りの猫。シロたちの町の猫から慕われている。

ボス

月見町の猫。みんなから慕われボスと呼ばれている。

ララ

新しく引っ越してきた猫。サスケに一目惚れしてしまった。

ネタバレ・感想

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ここから、ネタバレ・感想になります。ご注意下さい。

 

●ヒカリ池を目指しての巻

山猫たちから逃げたものの、再び追い詰められたサスケとセディ。
崖を目にし、セディはシロを助けるようにとサスケに託し、かばうように崖に落ちてしまう。
1人になってしまったサスケは、勇気を出し、ヒカリ池の捜索を続ける。
偶然ヒカリ池を見つけて喜んだのもつかの間、サスケの前に山猫のボス・バトスが立ち塞がり…。

 

里子が耐えきれなくなって、シロを病院に連れて行こうとするシーンは、
どうしようもない状況を目の前にすると、何とかして助けたいという気持ちが働くもんですよね。
それが大切な人なら、なおさら。

ママたちからの電話で、少し冷静さを取り戻して、悟られまいと話を合わせる里子は、
とっても優しい子だと思います。

…人間の姿でも、ねずみを食べる、ということには抵抗ないのかな?
とセディを見て、若干思ってしまいました。(いや、食べてないんだけどね)

徐々にセディの心根が優しいことが、サスケにもバレだしてきたね。

「おいサスケ ターザンて人間知ってるか?」

…わたしは分かるけど、若い子も分かる…よね?分からないってことないよね??(笑)

「仕方ねーや シロはおまえにゆずってやるよ」

この場面のセディがかっこよくて、好感度爆上がりです(笑)

 

「奇跡を起こすというヒカリ池の水はおれもずっと探し続けていたのだ」

「まさかよそ者のおまえに先に見つけられるとはな」

「池の水はこのバトス様のものだー!」

まさにこの時のために、サスケは強くなろうと頑張ってたのはすべて無駄じゃなかったし、
ボスの助言も効いているな、と思います。
この時のサスケは、本当に強い猫で、そして優しさも兼ね備えた強い猫だなと思います。
…成長したなぁ。

10日も帰ってこないと、もうダメだと思うよね…。

「一体シロはどうなるのー!?」

シロが猫の姿に戻り、最後の光の帯が、鏡に吸い込まれるまさにその時…

ここからのシーン、そしてセディとララのくだりも、キュンとなりました♡

 

そして、ついにシロに恋の片鱗が見えれ隠れするようになりました!
ようやくシロにも…。

 

「でも…おまえにだったら安心してシロをまかせてもいいかな…って」

「ララが踊りのパートナーじゃいやかしら」

あらあら、セディとララもいい雰囲気じゃん?って思ってたら、
次の号で、え?もうそんなに?って思った記憶がある…(笑)

 

●ボスの結婚式の巻

ボスの結婚式がいよいよ行われることになった。
セディとララの提案で、結婚式にはシロとサスケの2匹で行くことに。
シロはサスケにドキドキすることが多くなってきたことを、サスケに告げ、
それを聞いたサスケは、月見草の丘でついにシロにプロポーズをする…。

 

 

「シロとサスケで行ってこいよ」

この後に繰り出されるセディとララの会話を誰が想像できただろうか…
セディとララのラブラブぶりが、ついこの前と比べると全然違う(笑)

「トムの話通りあなた達 本当にお似合いのカップルね」

シロはカッ…プル?と分からない様子だけど、ボスが恋猫同士という意味だと説明したことで、
コイ!?という言葉に反応して、ドキドキするシロが可愛い。

ボスの結婚式は、案の定、人間になって執り行われるんだけど、
人間になったエレナさんは、美人さんタイプだ…!ボスったら面食い(笑)

2匹の馴れ初めや友猫代表のあいさつなどありますが、ボスがエレナさんのために毎夜、
恋の歌を歌っていたらしく、ボスのイメージがいい意味でぶっ壊れます(笑)
ボスは恋にはアグレッシブな感じだったのね…てっきり一匹オオカミタイプかと…。

メインの誓いのキスも、最初は嫌がったボスも最終的に納得して、
みんなの前で、誓いのキスをするんだけど…上手く上側カットされてる、先生~!笑

そしてそして、ついに月見草の丘で…。

「おれの…お嫁さんになってほしいんだ!」

キタ――(゚∀゚)――!!…あっ一人で盛り上がったすみません!Σ(・ω・ノ)ノ!

シロはポーっとしているから、その後、あんなことをするなんて、
当時、読んだ時も思いませんでしたよ!!
でも、かわいい。
シロかわいい、サスケかわいい、シロかわいい。(ありゃ5・7・5だ、笑)

でさぁ、こんなルンルンな気分なのにさ…
まさかすぐに、突き落とされるようなことが起きると思わないじゃないですか?
当時も、えーっ!って思った記憶があります。
さっきまでの幸せはどこに行ったのさってね。

「引っ越すことになったのよ サスケ」

「ここからずっと遠く離れた町にね 引っ越すことになったの」

プロポーズのことを里子に報告しているシロは、
会話だけ見れば、コイバナで盛り上がっている女の子同士にしか見えずほっこりする。
でも、サスケェェ!

そんな盛り上がってるとこに来たら、そりゃ何も言えないわ…
何も言えずに帰ってしまうわ…

でも追いかけてきたシロに一応、言うんだよね。

「さよなら!」

 

 

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●シロの夢の巻

シロに引っ越しのことを言えずに、サスケは樹村家のピクニックに一緒に行くことになった。
そこでハプニングが起き、パパの腕時計を取り戻すため、
1人追いかけたシロは疲れてしまい、そのまま眠ってしまう。
そこで見た夢は、シロを幸せな気持ちにしてくれる夢だった。
そして、ついにサスケはシロに、引っ越しのことを話すことになる。

 

さよならに対するシロの切り返しが、

「なーんだ わざわざごあいさつしに寄ったのぉ?」

ですからね…。うん、そういうところが、シロだなと思います。

ピクニックでパパはシロがいないのが嬉しそうなのに、
サスケがいることに驚いていて不憫だw

今は里子たちが家族だけど、本当の家族について考えるシロ。

当時は、ケンのお話は、あれで終わったと思っていたので、
再び、ケンにスポットが当たるとは思わなかったです。
でも、今となっては、ここで家族について盛り込まれたのもなるほどね、と思えます。

シロの夢が、シロの願望そのままで、里子に拾われて十分幸せだと思うけど、
こういう幸せもあったのかもなと思わせてくれる素敵なシーンでした。

サスケが今、心理的には大変なんだけど、
でも、本質の、シロのことが大事で、いつもシロを励まし元気づける部分が、
ちゃんと描かれていて安心しました。
シロが、引っ越して来たばかりのセディに、サスケのことについて述べたシーンを思い出します。

そしてついに、パパの口から、

「猫を飼っててよかったよ!」

の言葉が…!へい、シロ!良かったね~とハイタッチしたい気分(笑)

シロも嬉しそうなのに、嬉しそうなのに、サスケがついに言っちゃった。

「シロの家族には な…なれそうもないんだ」

「だっておれ もうすぐ遠くの町へ行かなきゃいけないんだ!」

 

●さよならの巻

シロはサスケが引っ越すことを聞いて泣き続けた。
そんなシロを見た里子は、一緒に行きなさいと言ってあげたいけど、
可愛いシロを手離すことなんてとてもできないと考えてしまう。
めそめそするのはやめて、2匹は最後まで思い出をいっぱい作ることを決意。
そして、ついにサスケが引っ越してしまう日が来て…。

 

一応、サスケと一緒について行こうとシロが少しでも考えたことに成長を感じた(笑)
でもね、里子に泣かれたらね…シロも参るよね。

印象的なシーンの一つとして窓のそばで、
外の雨が降る様子を見ながらシロが里子に話しかけるんだけど、

「サスケとさよならしたら どんな こんにちはが来るかなぁ…」

「地球がひっくり返るくらい 嬉しいこんにちはだといいな…」

その言葉を聞いた里子が思わずシロを抱き寄せて、
そして、首輪のサイズをそっと合わせ直して、
いつのまにか首輪が小さくなったね、シロって心の中で思ってるところ。

なんか、1巻から考えて、体も心もシロは大人になっていく真っ最中なんだなって
成長をしんみり感じられるシーンとして、当時から印象に残っていました。

なんだか最終回の巻だから、シロとサスケで忘れがちだけど(笑)
セディにとってもサスケって特別な関係だもんね。
あんなやつ早く…行っちまえーって、涙を流してるのも印象深い。

あと、さよならパーティーでそっとシロとサスケのことを
木の陰?から、里子が見ているところね。

そしてそして、サスケが引っ越す当日。
ここからの流れは、必ずと言っていいほど、読むたびに泣いてしまいます(´;ω;`)

 

シロとサスケはこのまま別れるのか。シロの物語、感動のフィナーレへ。

 

やがて、時は流れ…とびきり嬉しいこんにちはと共に、シロの物語は完結します。

 

 

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まとめ

わざとラストは詳しく書かなかった(笑)
おおまかなあらすじを全巻を通してしてきましたが、
物語の山場は、わざと書かずにやってきました。
…でも難しいですね。読んだことがある方には、懐かしいねと思ってもらいたいですし、
読んだことがない方には、実際に漫画で読むのが1番!と思ってもらうには。

漫画で読むのと全然、違いますからね…!感動が違う!
つたない文章にお付き合い下さり、ありがとうございました。

この記事を書くにあたって、このラストも短い間に何回か読み返したのですが、
全部、泣いてしまいました。短いスパンで、どんだけ泣くんだよ!と自分にびっくりです。
それくらい、やっぱり14巻は感動しちゃうんだよ、仕方ないんだよ~!(笑)

15・16巻は、シロの物語からルルの物語に変わるので、
とりあえず、この14巻でねこねこの感想は終わりにしようかなと思います。
思い入れがあるのは、やっぱりシロのねこねこなんだよなぁ…。
でも、15巻以降で、その後のシロの様子も分かりますし、
興味ある方は是非15・16巻も是非、読んでいただきたいですね!

あっ、この巻で1つだけ、言うことがあるとすれば、
というか今回、この記事を書くまで、ずっと気が付かなかったんですけど、
樹村家って北海道に家があるんですね?(笑)
高田先生が北海道の方で、原稿もそこで書かれてたのは柱トークからなどで分かったのですが、
樹村家は、何となく関東近郊のイメージを持ってました。
都会ではないけど、なんとなく?(笑)ヒカリ池なんかも、小笠原諸島とかの島のイメージを
勝手に抱いてたので、最後の最後に、郵便物で、え?北海道?ってなってびっくりです。
小学校の頃は、そんな細かいところまで、目に行かなかった(笑)

ねこねこは、ファンタジー要素は強いですが、
やっぱり大人になっても大好きな作品だな、と改めて思いました。
高田先生、素敵な作品を生み出してくださって、ありがとうございます!
…と、ここで言っても伝わらないですけどね(汗)

あ、高田先生、HPを持たれているので、気になる方はググられるとよいかと。
ねこねこをはじめ、先生の作品のふろくとか表紙をカラーで公開されてます。

2019年最初のブログで、みなさんに楽しんでいただける作品を描いてみたいと、
決意されているようですので、どこかでまた先生の作品に出会えたらいいなと思います!

は~…猫飼いたくなるよね(笑)
シロたち、いつまでも大好きだよ!

 

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