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高田エミ【ねこ・ねこ・幻想曲】12巻・あらすじ・感想 | くまリオのススメ!


高田エミ【ねこ・ねこ・幻想曲】12巻・あらすじ・感想

ねこ・ねこ・幻想曲12巻 高田エミ

※記事内に広告が含まれています。

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ねこ・ねこ・幻想曲(ねこ・ねこ・ファンタジア)12巻

りぼんで1991年1月号から1991年5月号で掲載

あらすじ

里子に飼われている黒猫のシロは人間の女の子に変身できる不思議な猫。
シロの秘密は、人間では里子だけが知っている。
ある日、引っ越してきたばかりのララという猫が池で溺れていた。それを助けたのはサスケ。
ララはサスケに一目惚れしてしまったが、シロ一筋のサスケの様子を見て怒ってしまう。
そこでララはシロに頼み、一緒に人間になって、どっちが可愛いか比べようとするが…

主な登場人物

シロ

樹村家の飼い猫。黒猫だけど「シロ」という名前。
みかん箱に入れられて川に流されていたのを、里子に助けてもらう。
お月様に頼んで人間の女の子の姿に変身できる。

樹村 里子(きむら さとこ)

緑ヶ丘高等学校2年5組。3年の香川先輩と付き合っている。

樹村 正人(きむら まさと)

樹村家のパパ。緑ヶ丘高校の生物教師。猫が嫌い。猫アレルギーでじんましんが出る。
しかしシロからは、マイダーリンのパパと呼ばれるほど好かれている。

樹村 冴子(きむら さえこ)

樹村家のママ。お料理上手。昔は看護婦をしていた。

香川貴広(かがわ たかひろ)先輩

緑ヶ丘高校3年8組。頭脳明晰、明るい性格。バスケット部副キャプテンで生徒会風紀委員長。
自分をずっと励ましていてくれた女の子が里子と知り、里子と付き合うようになる。

サスケ

竹中生花店で飼われている猫。シロに好意を寄せている。

長老

お年寄りの猫。シロたちの町の猫から慕われている。

ボス

月見町の猫。みんなから慕われボスと呼ばれている。

ララ

新しく引っ越してきた猫。サスケに一目惚れしてしまった。

ネタバレ・感想

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ここから、ネタバレ・感想になります。ご注意下さい。

●かわいいララちゃん騒動の巻

流れでどっちがかわいそうな人間をたくさん助けてあげられるか確かめることになったララ。
サスケの前でよいところを見せたいのに、すべて裏目に出てシロが活躍する。
しかしララは、モデルを頼まれ写真を撮られたことで上機嫌に。
写真を撮られたことを知ったシロは、どうしよう…と慌てるのだった。

「まさかどっちがかわいいかたしかめるためとかいうんじゃないだろうな」

シロの銀のしずくの力はそれなりのちゃんとした理由がなければ使ってはならないんだって
ボスは言ったけど…そうだったんだ?(笑)

魚を目の前にして、猫のサガが出るララw
何度もシロが活躍するから、今度こそ絶対シロは休んでいて!脅し(笑)

魚だけでなく虫でもやっぱり反応するのか…。

ララは、モデルを頼まれるぐらい可愛い容姿、たしかに見た目は可愛らしいお嬢さん。

「写真にはおれ達の人間の姿は猫の姿にしか写らないんだよ」

「そしてシロの銀のしずくの力はね サトコ以外の人間に知られると消えちゃうんだ」

セディはララをバカって叱るけど、泣いてしまったララを1人にしなかったので、
やっぱりセディはいいやつだと思う。バカだなんてどなって悪かったよ、と謝るしね。
セディの株、上昇中~。

シロが里子に事情を説明した時に、懐かしの証拠写真登場!
里子が先輩と遊園地で撮った写真を見せます。(詳しくはコミックス4巻参照

ばっちりララは猫の写真で写ってるもんだから、カメラメンがシロの町に現れるんだけど、
シロたちは変装をしてカメラマンに近づくけど、明らかに怪しい変装の恰好(笑)

「ララなら今朝早く、ガイコツへ引っ越しましたよ」

シロの言い間違い率がけっこう多い。…いや、可愛いけど。

VSカメラマンになった時、めっちゃ悪い顔&キメ顔を披露するサスケとセディの2匹。
しかしここでも猫のサガが…。
ねずみが現れたことにより、悲しいかな、2匹はねずみの方を追いかけてったw

ドロシーは、塀を飛び越えるのかなぁって思ってたから、そう来たかって思いました。
カメラマンから逃げる最中に、ドロシー、ベビーカーも壊したし、
美容院の窓ガラスも割ったし、弁償どうするんだろう…飼い主さん請求?(笑)

とうとうカメラマンに追い詰められ、ララはポラロイドで写真を撮られまくります。

果たして、ララの正体がばれ、シロは銀のしずくの力を失ってしまうのでしょうか?

このお話で、シロとララは、ちょっぴり仲良くなれたような…?

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●白いお月様の魔法の巻

サスケはセディとシロをめぐって勝負してもいつも勝てない。
ボスに強くなる秘訣を聞きに行っても、甘ったれるなと一蹴され、ますます落ち込む。
そんな時、シロに八つ当たりして、サスケは走りだすが、目の前のマンホールに落ちてしまう。
サスケを助けるべく、シロは昼間のお月様にお願いするが、
変身はできても、何だか周りの様子がいつもと違うことに気づいて…。

シロの結婚したい相手が明かされた(笑)
しかも連載が始まってから、いつかはその相手と結婚できるんだと思っていたと、
ひそかに思っていたなんて…!!

サスケとセディが勝負する時に、揺れるララちゃんの恋心(笑)
サスケが勝ったらシロと結婚しちゃうし、だけどセディに負けてほしくないし、と
複雑な思いだよね~バタバタもしたくなるよね~。
そのバタバタが流れを変えるわけですがw

「甘ったれるな!」

「おれはおまえにセディとの小ぜり合いに勝つ方法を教えるために強くなったわけじゃない!」

「そんなこと自分で考えろ!」

ちゃんと叱ってくれる人って、相手をちゃんと思っていないとできないから、
やっぱりボスは優しい…と思うけど、まぁ今のサスケには響かないよね…。

アイスクリームで、シロの結婚問題の落ち込みがなくなるw

なんか、長老が出てくるシーンって安心するというか、
ほっこりするんだよなぁ…猫だけど、こんなふうに年を重ねたいというか。

「気をつけてな」

と笑顔で見送る長老が、あとあと思えば、なるほどなっとくの顔ですね。

「おれだってシロなんて嫌いだ!」

サスケの口からそんな言葉が出ようとは…!

シロはちゃんとお昼のお月様で変身できるけど、
マンホールがしまっている時点で、子供の頃はあれ?と思いました。

いろいろと周りの様子が違う…。

タイムスリップしたんですが、この時もやっぱり頼りになるのは、長老!

「眠ってるお月様じゃと!?」

なんとなく、お月様と会話できるのは、シロだけなんだと思い込んでいたんですが、
普通に、長老とお月様は会話するから、お月様はどんな猫とでも会話するのかな…?
それともやっぱり長老が長老だから??

最初はシロを警戒した長老も、シロに優しくしてくれるから、
やっぱり何でも本質というのは変わらないもんなんだなと思います。

大丈夫、必ずやもとの時間へ帰ってサスケを助けることができる!と優しく励ましてくれて、
シロは絶対安心できたはず。

ここで、重大なコメントが。
自分のことは長老ではなく「雪之助大おじ様」と呼ぶようにと言います。
年寄りだけど、まだまだ長生きの猫さんがいるからね、みんなにそう呼ばれているみたいです。
シロじゃないけど、大おじ…様……ww

無くなってしまったはずの家に、長老がいて、タマおばあちゃんも生きていて…
もしかしたらルナお母さんも…そう考えるけど、やっぱりそうだよね。

長老に諭されたけど、結局、お母さんに会いにいくことにしたシロ。
長老も一緒に行ってくれるんだけど、以前、ボスに教わった方法で、
3日かけて、月見町に行くので、
移動方法がなかなかアグレッシブで長老がかわいそう…w

ようやく月見町に来たシロと長老。
ちょうど、ルナお母さんが野犬に襲われているところです。

3巻のボスの回想内容とちゃんとリンクしていますね。

そういえば、そうだ。
過去で、ルナお母さんを追いかける途中で、幼き日のシエルの頭上にレンガを当ててしまい、
シエルの予知能力が爆誕するんだった(笑)

ようやく、ルナお母さんと対面できたシロ。

「あなたもいつか…大好きな人と結婚してお母さんになったら今のわたしの気持ちわかると思うわ」

幸せか不幸かなんて、周りが決めるもんじゃなく、本人がどう思うかですよね…!

あと、ちっちゃいサスケが出てくるけど、
超絶可愛い!…そっか、ボスと同じ町にいた設定だから、サスケがいるのか。

シロは、このままこの時代で、お母さんを守りたい様子。
しかし、長老に諭され、ルナお母さんと、ちっちゃいサスケを見つめ、
涙がこぼれたまらなくなり、シロはルナお母さんの元に、駆け出します。
「シロ!?」と呼ぶ長老の声。

シロが下した結論とは…?元の世界の時間に戻ることに間に合うのか?

そして、物語は13巻へ。

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まとめ

ララの騒動で、ようやく4巻のデート写真が出てきました。(忘れてたw)
ララもドロシーも、物語の終盤に出てきたキャラと言えども、キャラがしっかり立ってます。

あと、雪之助大おじ様…もとい長老がいろいろと手助けしてくれますが、
空き箱をかじって出る羽目になったりと色々と大変な目にあってます(笑)

シロとルナが初めて言葉を交わしますが、最後に交わした言葉が、
またズキューンと涙腺を刺激してしまいました(´;ω;`)

あとちっちゃいサスケ可愛い!そしてシエルの予知能力爆誕の下りも忘れてました。

無事に元の世界に戻り、サスケを助けることができるか、物語は13巻へ。

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