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高田エミ【ねこ・ねこ・幻想曲】7巻・あらすじ・感想

ねこ・ねこ・幻想曲7巻 高田エミ
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ねこ・ねこ・幻想曲(ねこ・ねこ・ファンタジア)7巻

りぼんで1988年10月号から1989年2月号で掲載

あらすじ

里子に飼われている黒猫のシロは人間の女の子に変身できる不思議な猫。
変身できる力は人間に秘密にしなければいけないと言われ、落ち込むシロだが
みんなに励まされ、人間と猫のかけ橋になろうと決意する。
ある日、闇の国の使者であるジェドがシロたちの町の猫たちに悪い魔法をかけ闇の国に呑み込もうとしていた。そこへ風の猫・ケンが現れ、激しい戦いの末、ついに決着。
一方、ケンとジェドの戦いの最中、ジェドの力が近くの建物に当たり、建物が崩れてしまう。
そこで、シロをかばった里子ががれきの下敷きになってしまい…。
助けを呼びにいくためにシロは、里子の目の前でお月様に猫に変身させてもらうようお願いする…。

主な登場人物

シロ

樹村家の飼い猫。黒猫だけど「シロ」という名前。
みかん箱に入れられて川に流されていたのを、里子に助けてもらう。
お月様に頼んで人間の女の子の姿に変身できる。
人間の時は「猫野白(ねこの しろ)」という名前だと勘違いされている。

樹村 里子(きむら さとこ)

緑ヶ丘高等学校2年5組。3年の香川先輩と付き合っている。

樹村 正人(きむら まさと)

樹村家のパパ。緑ヶ丘高校の生物教師。猫が嫌い。猫アレルギーでじんましんが出る。
しかしシロからは、マイダーリンのパパと呼ばれるほど好かれている。

樹村 冴子(きむら さえこ)

樹村家のママ。お料理上手。昔は看護婦をしていた。

香川貴広(かがわ たかひろ)先輩

緑ヶ丘高校3年8組。頭脳明晰、明るい性格。バスケット部副キャプテンで生徒会風紀委員長。
自分をずっと励ましていてくれた女の子が里子と知り、里子と付き合うようになる。

サスケ

竹中生花店で飼われている猫。最近はシロとよく行動を共にする仲良しな猫。

ケン

町から町へと、風に導かれ旅をする「風の猫」。

ネタバレ・感想

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ここから、ネタバレ・感想になります。ご注意下さい。

 

●さよなら人間のあたしの巻

里子を助けるため、里子の目の前で銀のしずくの力を使うことを決めるシロ。
急いで、助けを呼びにいきますが…

 

「やっぱりおまえだったのね」

猫の姿になったシロを見た里子の心境がどうだったのかは個人的な想像ですが、
猫が人間に変身するという驚きより、白がシロだったという嬉しさの方が大きかったんじゃないかと思います。

ケンとジェドの戦いは、相当激しかったので、ジェドが動き出すとは思いませんでしたよ!
いや、元々はタロウという猫で、操られてたみたいなんですけど、
物理的なダメージを食らってそうなので、ケンも…だからタロウくんも…と思うじゃないですか。

 

「もしサトコがいなくなっちゃったら銀のしずくの力があったって あたし ちっともしあわせなんかじゃない!」

シロの中では、やっぱり里子の方が大切ですよね、うん分かる。

先輩に助けを求め、先輩が里子を瓦礫の山から助けるんですが、
冷静に考えると、救急車とかすぐ呼ばないんだろうか…と思いました。
(いや、だからそこは漫画だからね)

「わたし達のために戦ってくれたケンに…わたし達にいつも優しかったサトコに…どうか わたし達の命を少しずつ分けてあげてください」

ルナの回と同じように、たくさんの猫たちの想いは、奇跡を起こすってやつですね!

この回の肝は、里子とシロの絆が確固としたものになるっていう感動する山場だと思うのですが、
子供の頃のわたしは、何よりムーンクリスタルのブレスレットが欲しかった(笑)
おもちゃのネックレスを手に二重巻きにして、ブレスレット感を出そうと遊んだ記憶が。
たぶん、当時の読者さんなら、あるあるとして頷いてくれると思うんですが、
…あれ?わたしだけ??(笑)

あと里子が、先輩が自分を助けにきてくれたシーンを思いだしながら、
固まった先輩の頬に「愛してます」と気持ちを込めてキスをするのですが、
子供ながらに、きゃーとなったことを思い出しましたw

そして最後の最後で、忘れられてるサスケのジタバタ感が可愛い。

 

 

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●ケンおじさんの巻

戦いが終わったケンは、もう少しシロの町にいることを決め、
さっそくシロはケンを連れて町の案内に連れ出します。
しかし、シロの様子を見ながら、思わず「ル……ナ」と呟き、
ケンの口からルナという言葉がでて驚いてしまったシロは…。

 

「ケンおじさん あたしのお母さんのこと知ってるの!?会ったことあるの!?」

「おれが今まで出会ったたくさんの猫達の中で一番きれいな黒猫だよ」

この答えだけで、今ならはは~んと(笑)すぐにピンとくるんですが、
子供の頃のあたしは…(以下略)

この回では、人間になったシロとケンがサーカスを見にいきますね。
…ちなみに、この時のシロの恰好は、今回の7巻の表紙の恰好です。
お月様もお出かけ用におめかしさせてます。

そして、この回で、意外とサスケは勘がいいというか、
感受性が優れてるんだなぁと思いました。(サスケに失礼だぞ!)

「サスケ!おまえが思っている通りケンはシロの父親だ」

話の流れで、ケンとルナが愛し合ったという話になりますが、

愛に思いっきり照れるサスケとボス(笑)

どうしてケンとルナは出会ったのか?サスケの問いに、ボスはケンと出会った頃の話を始めます。

…ケンとルナの話もちょっと、涙がちょちょぎれそうに…(´;ω;`)

あとキュンときたシーンとして、

「あたしねお父さんの肩車って大好きなんだ だってなんでもよく見えるんだもん」

「あなたは?」

と聞かれたシロは、思わず

「うん!あたしもお父さんのカタグルマ大好き!」

とドキドキしながら答え、
今日のケンおじさんはあたしのお父さんだよとシロは心の中で思うのですが、
そのいじらしくて可愛いシロを思いっきり抱きしめてあげたーい!!

あと、ボスから話を聞いたサスケが、シロに本当のことを話してきます、と
ボスの制止も聞かず、走り出し、シロとケンの前に現れますが、

「シロ!ケンはシロの…お…お…おとー」

ケンの悲しそうな顔、ボスに言われた言葉を思いだし、サスケは続けて

「…もだちだって…」

と言うシーンでは、サスケの想いと、ケンの想いが、表情や喋り方から、
どちらの気持ちも分かって非常に切なく、お…おぅとなってしまいます。

その後の、ケンとサスケのやり取りも切ない。

「…時々冷たい風にのって悲しそうなシロの声が聞こえるんだ そんなときすぐにシロの所へとんでいってやりたくなるよ」

「…でもいつも冷たい風も すぐにとびきり元気のいい南風に変わるんだ」

「どうしてだかわかるかい?」

「君達がいるからだよ 君達がいつもシロを優しく包んで守ってくれているから」

「サスケ これからもおれの代わりにシロのそばにいてやっておくれ」

本当は親だから、誰よりもシロが心配だろうしそばにいたいと思ってるんだろうけど、
風の猫としての宿命がそれを許さないんですよね…。

シロに会わずに町を去ろうするケンですが、サスケが教えてくれます。

「ケンがいっちゃう 急いでシロ!ケンはお日様が沈む方へ走っていったよ」

シロは果てして間に合うのか…?
ここでまた涙腺が崩壊するんだよな…(´;ω;`)ウッ…

 

 

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●こんにちは!セディの巻

ケンもボスもシロの町からいなくなりますが、新しい猫が引っ越してきました。
セディと言って、どうやらシロに一目ぼれしたみたいで…。

 

サスケにライバル登場!

セディの一目ぼれっぷりがとても良い一目ぼれっぷりだ(笑)
この回から長きに渡って、シロを巡って、
サスケとセディの良いライバル関係が続いていくんだよな~。

人間の姿で人間のデートをしてみたかったセディが、
いきなりこの回初登場にして、人間に変身しますが、
シロとのデートで、そんなに事が上手く進むとは思うなよ…
相手は、あのシロなんだよ?(笑)

でも、なんだかんだで、デート中にセディはシロに、好きだと告白するんですよね。
今思えば、出会って約1日で告白なんて、やるねーセディ、笑

「あたしもセディが好きだよ!」

とのシロの返事に浮かれるセディですが、続くシロのセリフにセディは…。

 

シロは、好きとか恋とか、このころは全然、意識していないんだけど、
思えば、この時に語っている言葉が、後々の恋心にちゃんと繋がってるなぁと思います。
良いところをちゃんとわかってないと、好きにならないもんね。

ケンカばかりのサスケとセディですが、けっこういいコンビかも?
新たな猫が加わって、物語は8巻へ。

まとめ

里子とシロの絆に泣き、そしてケンとの話で泣き、
この巻は、もうね、涙腺が緩みっぱなしです(´;ω;`)

その反動?で、新しい仲間のセディが加わり、
サスケとのコンビでねこねこらしい、ドタバタ感がまた出てきました。
セディも最初は憎たらしいキャラなのかと思ったのですが、
どんどんラストに向けて、味わい深いキャラクターになっていくんですよね。

里子に、銀のしずくの力を知ってもらったこと、
ケンがシロのお父さんだったこと、それぞれで山場を迎えてますが、
物語はまだまだ様々な展開をしていきます。
厳密に言えば、シロが中心の物語は14巻までですから、7巻でやっと半分まで来ましたね。
…まだまだ泣き所はあるぞ!(笑)

 

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