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高田エミ【ねこ・ねこ・幻想曲】11巻・あらすじ・感想

ねこ・ねこ・幻想曲11巻 高田エミ
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ねこ・ねこ・幻想曲(ねこ・ねこ・ファンタジア)11巻

りぼんで1990年8月号から1990年12月号で掲載

あらすじ

里子に飼われている黒猫のシロは人間の女の子に変身できる不思議な猫。
シロの秘密は、人間では里子だけが知っている。
ある日、長老の家が取り壊されることになってしまった。
それを阻止しようと、シロ、サスケ、セディの3匹は人間に変身し、行動を開始した。
一方、未来を予知できるシエルが「長老の死」が見えたため、ボスと共にシロたちの町に来ていた。
長老を救う方法がまだ分からないまま、またシロたちの活躍にもかかわらず、工事は開始されてしまい…。

主な登場人物

シロ

樹村家の飼い猫。黒猫だけど「シロ」という名前。
みかん箱に入れられて川に流されていたのを、里子に助けてもらう。
お月様に頼んで人間の女の子の姿に変身できる。

樹村 里子(きむら さとこ)

緑ヶ丘高等学校2年5組。3年の香川先輩と付き合っている。

樹村 正人(きむら まさと)

樹村家のパパ。緑ヶ丘高校の生物教師。猫が嫌い。猫アレルギーでじんましんが出る。
しかしシロからは、マイダーリンのパパと呼ばれるほど好かれている。

樹村 冴子(きむら さえこ)

樹村家のママ。お料理上手。昔は看護婦をしていた。

香川貴広(かがわ たかひろ)先輩

緑ヶ丘高校3年8組。頭脳明晰、明るい性格。バスケット部副キャプテンで生徒会風紀委員長。
自分をずっと励ましていてくれた女の子が里子と知り、里子と付き合うようになる。

サスケ

竹中生花店で飼われている猫。シロに好意を寄せている。

長老

お年寄りの猫。シロたちの町の猫から慕われている。空家の洋館の屋敷に1匹で住んでいる。

ボス

月見町の猫。みんなから慕われボスと呼ばれている。

シエル

月見町の猫。過去と未来の両方を見ることができる予言猫。

ネタバレ・感想

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ここから、ネタバレ・感想になります。ご注意下さい。

 

●長老のお家を守れ!の巻

シロたち以外にも、たくさんの猫達が長老の家を守るために奮闘する。
しかし、保健所も介入したため、撤退せざるを得ない。
長老も里子に連れられ避難したが、里子が目を話している隙にいなくなってしまい…。

 

シエルが見えている予知がもう少し詳しく描写されてます。
…やっぱりか。

サスケの泣き顔を見ても、セディはバカにしなかった、うん。
照れ隠しな言葉は言うけど、セディはなんだかんだで心根は優しい猫だと思います。

ボスもボスで、やっぱり最終的にはみんなのボス。
仲間思いで優しい…。そして、やっぱり至極真っ当にみんなを正す。

里子が現れた時って、制服だったから、学校帰りに里子も参戦したのかと思ってたら、
学校帰りではなく、授業を抜け出してきたことを知りました(笑)
パパが同じ学校の先生なのにね、里子やるー!

「まさか長老…あの家の中にいるんじゃ…」

「きっとそうよ 長老はあの家の中だわ!」

長老がいなくなったことに気づいて慌てるシロたち。

 

●さよなら 長老のお家の巻

長老の家が取り壊されていく様子を眺める猫達。
しかし長老がまだ家の中にいると知った猫達は、自分の危険を顧みず助けに向かう。
保健所に次々と捕獲される猫たち。
小さな猫まで、捕らわれていく様子を見たシエルは、ついに決心し…。

 

「みんなによろしく伝えてください ボスもどうぞお元気で」

「サトコ!しあわせに!」

もうこのセリフだけで、シエルがシエルが…って想像はつくんだけど、
シエルの顔つきが、覚悟を決めていて凛々しい。

保健所の人に、全部、自分の家の猫と言って、返してもらう里子、強い!(笑)

「シエルが大変なの!」

「わしのせいじゃ」

「わしが…この家から離れたくないと思ったばかりに!」

壊れ行く家を見ながら、長老が涙を流す様子が、たまらん(´;ω;`)

 

突如現れた、青年がてっきり20代くらいかと思ったら、16歳だった(笑)
昔、いじめられてた記憶って、やっぱり月日が流れても、
身体にしみついているもんなのかん?長老の反応が、素直でよろしい(笑)

 

「残念だが…もう完全に心臓は止まってしまったよ」

シエルが…あぁ…と当時は、本気で思いました。

 

「おれと一緒に行こう おまえの家はなくなってしまったんだ」

「ここにいる理由はもうないんだよ」

 

えぇ?長老、一緒について行くの?え?って最初は思ったのですが、
長老が、答えた大切なことに、心が温まりました。
このお話で、長老の小さいころも分かり、そして、なぜ1匹で
ずっとお屋敷に住んでいたのか分かり、ほっこり。やっぱり泣けたぜ!

 

 

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●しめきりがやってきた!の巻

学校をさぼってしまったことをバレ、パパに怒られる里子。
長老の新しい家も見つけ、シロは案内したいと思ったけど、今夜は無理そう。
そんな時、チビちゃんがシロに助けてもらいたくて、訪ねてきて…。

 

久々に、ねこ・ねこ名物の、パパの叫び&じんましんの様子が見れます(笑)

 

このお話で、まさに漫画家さんは大変なんだ、ということが少しだけ垣間見れました。

「猫の手でもいいから借りたいよー」

その言葉は、まさにシロにうってつけ(笑)

漫画を描いたこともないシロが、原稿に奮闘するけど、
まぁ、結果は予想通り。

 

意地悪犬トリオも久々だなぁ…って。

「だんな一 ひと思いにそいつをふんづけちゃってくださいよ」

ドロシーの初登場って、けっこう物語の最後の方だったか。

 

●三日月パーティーの巻

シロのピンチを救ってくれたのは、ドロシーという大きなメスの犬だった。
ドロシーのおかげで、原稿も無事に届けることができた。
その頃、シロたちの町に、ララというメスの猫が引っ越してきて…。

 

ドロシー、犬の姿なのに、色々と器用すぎないか…?

ってくらい、ワンダフルな活躍でした。

 

お家に帰ったシロは、里子が今度の試験で必ず成績を上げることを約束させられたことを
知りますが、わたしも試験のお手伝いをするよ!と意気込みます。

ん?とわたしも思ったけど、良かった。里子もちゃんと記憶にあった(笑)
コミックス2巻の試験のことを回想した里子は、自分ひとりで頑張ってみるとシロに言います。
(確かに、2巻のシロちゃんはひどかった、笑)

 

「一人で泣いたり困ったりしないでね あたし いつもそばにいるよ」

「大好きなサトコのそばにずっといるから」

シロの純粋な目上目遣いが、まぶしくて…。本当に里子のことが好きなんだなぁ。

 

ドロシーに続いて、ララもこの巻が初登場か!

サスケに助けてもらうんだけど、典型的な恋の落ち方だわw

夜に開催された長老の新しい家が見つかったパーティーで、
可愛いララの登場に、他の猫達はざわつくぐらいだから、
猫達の中でもやっぱり、見た目が美形とかそういう認識あるのかなぁ…。

さっそくララは、サスケから聞いた、シロがとってもかわいいとか!とバチバチと火花を散らしますが、ライバル心メラメラなのが可愛い。
大人になるか、ひねてても分かりやすい子ほど、可愛く感じる(笑)
しかし、そんなララにもシロは?マーク。…うん、通常運転のシロですな。

 

「今すぐわたしと一緒に人間になってちょうだい!たしかめたいことがあるの」

まぁ、ララの動機なんてそんなもんだと思ったけど、
サスケ、よくないぞ…!

悩みぬいて「両方かわいいよ!」なんて、シロが自覚がないから成り立つようなもんですぜ?

ララとセディは、不満顔(笑)
シロは「よかったねー 両方だってー」と嬉しそうににこにこしています。
(あちゃーでもシロのこれはこれで可愛い)

「ララ 絶対シロになんて負けないんだからねー!」

ララはシロにそう宣言して、物語は12巻へ。

 

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まとめ

長老の家のお話がメインですね。
とうとうシエルが決心して、行動に移します。
シエルは、予知したときは、その先の未来を見ることができませんでしたが、
ちゃんと自分の力で自分の運命を変えることができました。

あと長老が、みんなから愛されてるな、と感じられるお話でした。

またエミちゃんのお話ですが、ちょっとだけ漫画家さんの大変さを垣間見ることができます。
…たぶん、現実はこれより何倍も大変なはず。
何気に漫画の道具のことも書かれていて、知らない知識を知ることができました。

最後にララという新キャラが登場しますが、意外に後になってからの登場だったんだなと
改めて思いました。けっこうキャラ立ちしているので、
もうちょっと早く出ていた印象だったけど、記憶ってあいまい(笑)

この巻の柱トークで、シロやサスケ、ボスなどが連載当初とこんなにちがうよ!と
時系列で振り返っているコーナーがあるのですが、改めて並べられるとだいぶシロたちは
変わっているなぁと思います。
大人になって、久々に1巻を読んだときは、全然違うと思いましたが、
この巻で、見比べることができるので、なかなか興味深かったです。

 

ララというキャラが新登場して、さらにシロたちの周りがにぎやかに!
物語は12巻へ。

 

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