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高田エミ【ねこ・ねこ・幻想曲】1巻・あらすじ・感想

ねこ・ねこ・幻想曲1巻 高田エミ
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ねこ・ねこ・幻想曲(ねこ・ねこ・ファンタジア)1巻

りぼんオリジナルで1985年冬の号、りぼんで1986年2月号、
りぼんオリジナルで1986年春の号にそれぞれ掲載された作品

高田エミ先生の単行本3冊目となる作品。

あらすじ

クリスマスも近い年末、樹村家のパパ、ママ、里子はそれぞれクリスマスに向け準備をしていた。
樹村家の飼い猫・黒猫のシロは、パパがママと里子にクリスマスプレゼントをしようとするのを
知り、みんながするなら自分もしたい!と思い、お月様にお願いをした。すると、何と…?
シロはお月様に頼むと人間の女の子の姿に変身できるのだ。
人間の女の子の姿になって大好きな家族のために、プレゼントを準備しようと奮闘するが
すべて裏目に出てしまい…。

主な登場人物

シロ

樹村家の飼い猫。黒猫だけど「シロ」という名前。
みかん箱に入れられて川に流されていたのを、里子に助けてもらう。

樹村 里子(きむら さとこ)

緑ヶ丘高等学校1年1組。2年の香川先輩のことが好き。

樹村 正人(きむら まさと)

樹村家のパパ。緑ヶ丘高校の生物教師。猫が嫌い。猫アレルギーでじんましんが出る。
しかしシロからは、マイダーリンのパパと呼ばれるほど好かれている。

樹村 冴子(きむら さえこ)

樹村家のママ。お料理上手。

香川先輩

緑ヶ丘高校2年8組。頭脳明晰、明るい性格。バスケット部で生徒会役員。

ネタバレ・感想

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ここから、ネタバレ・感想になります。ご注意下さい。

 

●クリスマスプレゼントの巻

初回のお話でシロがすでに人間の女の子に変身できるという設定です。
クリスマスプレゼントを探すため、人間になったシロは、ウェディングドレス(250万円)、
宝石類(総額9千5百20万円)を筆頭に、様々なお店で、いろんな商品を
半ば強奪みたいに取っていくんですが、最終的には、商品を置いて、
パパと一緒に、にげるが勝ちと言って、その場を後にします。
今だったら弁償ものだなぁ…と冷静に見てしまいました(笑)

シロは人間の女の子になったと言えども、背が明らかに低い設定なんですよね。
(パパや里子と比べても、半分以下の身長で描かれています。しかし、里子と同じセーラー服姿なので、実際は見た目何歳設定なのか、未だ謎。)
ウェディングドレスは、明らかに引きずるようにシロが着用しているので、
あれは弁償請求されるぜ!と思うのですが(笑)まぁ、ここは昭和漫画ですから、うん。
宝石もね、簡単にシロが持っていきますからね、セキュリティ?セコム?何それ、おいしいもの?
と言わんばかりにの、見事な強奪っぷりです。

里子が一生懸命作った、香川先輩へのクリスマスプレゼント、手編みのマフラーなんですけどね、
時代だなって(笑)そして、何だかんだあって、香川先輩からお礼の電話をもらうんですけど、
家電(ダイヤル式電話・通称、黒電話)にかかって、ママが先に電話を取るし、先輩もわざわざ公衆電話から電話してるんですよね。…時代だな(笑)
ちなみに、わたしは黒電話も公衆電話も違和感ないですけどね(遠い目)
電話1回かけるにも、いろいろ大変なんですよ!…しかしそこがいい!(笑)

あと、パパが猫嫌いなんだけど、なんだかんだ言ってシロの分のクリスマスプレゼントを
用意してるところが優しいなと思います。

 

●お助け猫がやってきたの巻

12月30、31日のお話です。
一応、この時点でりぼんでの連載とはなっていないのですが、
上のお話の続きの時系列となっています。

年末に、ママが高熱で寝込んでしまい、パパと里子はおせち料理や大掃除をどうするかで
困ってしまいますが、シロがまたしても里子たちを助けてあげたいと思って人間に変身!

しかし、案の定、お手伝いは上手くはいかないんですよねー。
シロの足あとが人間になっても、猫の肉球の形をしています…どうなってるんだろ?(笑)

ママにおかゆを作ってあげるのも一騒動。
結局、おかゆは作れなくて、ママのところに行くんですが、
ママが「おなかペコペコで死にそーよ」と言うので、事態はさらに一騒動へ。

シロの一生懸命さ、奮闘する様子が伝わる回となっています。

 

●すて猫珍騒動の巻

原っぱで自分より小さい子猫が、1匹で泣いているのを見つけたシロが、
ほっとけないがゆえに、またお月様に頼んで人間に変身します。

街中をちっちゃい猫と散歩しながら、様々なハプニングに遭遇。
近所の猫たちに、アドバイスを色々もらいながら、ちっちゃい猫の歓迎パーティーを
することに…。

第2巻以降も、様々な猫が出てきますが、この回ではたくさんの猫が出てきます。
(先生、描くのが本当に大変だっただろうなと思います。)
最終的には、ちっちゃい猫のお母さん猫が迎えにくるのですが、
ちっちゃい猫との別れが悲しいのと同時に、自分のお母さんがいつか迎えにくるのかな、と
シロはセンチメンタルになります。
でも、猫に戻ったシロを、迎えにきたのは樹村家の面々。
「むかえにきたのよ」という言葉に涙が出るシロ。

このお話は、3つの回の中でも、騒動はありますが、1番ほっこりするお話でした。

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キラキラ星のおひめさま

りぼんで1984年春休み大増刊に掲載。

あらすじ

遠い宇宙の彼方にお姫様と大臣しか住んでいない星がありました。
毎日毎日、付近の惑星と友好条約を結ぶための書類にハンコを押すのに飽きたお姫様。
もう、こんなとこにいたくないと星を飛び出したお姫様がたどり着いたのは、地球のとある幼稚園。
そこでお姫様は「おともだち」がどういうものかを知り、
まりこ先生から、様々なことを教えてもらうのですが…。

ネタバレ・感想

この作品もファンタジー要素が高い作品です。
お姫様は、見た目は人間の女の子っぽいですが、触覚みたいなのが生えてるので、
まぁ宇宙人ですよね。大臣の方が、THE 宇宙人という感じでしょうか。

お姫様がしゃべる言葉や、モノローグが、全部ひらがななので、少し読みにくいかもしれませんが、「さみしい」を経験したお姫様が一回り成長するお話しとなっています。

個人的に、他の惑星人の名前が、ソース星人、コショー星人、タバスコ星人、バター星人、
ポンズ星人、となっているので、お姫様は他の惑星から見たら、
どんな調味料星人なんだろうと思います…サトウか?(笑)

おとぎ話の休日

りぼんで1985年10月号に掲載。

あらすじ

幼稚園の教育実習中の沢口は、彼女のまりことのデート中にも、勉強熱心がゆえに、
ついついまりこをほったらしにしてしまい、怒らせて帰られてしまう。
1人帰り道、あるおじさんとぶつかってしまい、おじさんの落とし物を拾う。それは、
「あるところにモモコという名の女の子がいました。」と書かれた文と、女の子の絵以外は、
何も書かれていない真っ白なスケッチブックだった。そして、いきなりそこから、
女の子の声が聞こえ、モモコがスケッチブックから飛び出てきた。
モモコの生みの親である、童話作家のコーイチを探すため、
他の絵本の本のお友だちにも協力してもらい…。

ネタバレ・感想

このお話もファンタジー要素が強いですね。
モモコが絵本を開いて、なでるとそこからキャラクターが出てくるのですが、
童話作品のオンパレードと言わんばかりに、様々なキャラクターが出てきます。
桃太郎、金太郎、アリス、白雪姫、シンデレラ、浦島太郎、花咲かおじいさん、金のガチョウ、
ピーターパン、みにくいアヒルの子…などなど。

「ぼくたちは時には夢を見ることも必要です」

というセリフがあるんですが、ノスタルジーを感じつつ、
ついつい大人になって、現実主義になってしまった自分への戒めとして覚えておこうと思います。

モモコが大活躍のお話が、どんな話になったのかなぁ?

まとめ

ねこ・ねこ・幻想曲は、全16巻の大作となりますが、
2巻以降でりぼんでの連載作品となっていきます。

1巻は、まだまだドタバタコメディ巻が強い気がしますが、
この作品に何度泣かされたかわからないくらい本当に素敵なお話なんです。
16巻の中で、いろんな山場がありすぎて、その度に、涙が出てくるんです。
これは、大人になっても変わらなかった…!すごい作品だなと思います。

猫を飼っていてもいなくても、猫の可愛さに、
そして、人間になったシロの一生懸命さに心温まる作品となっています。

1巻だけだと古めかしい印象で挫折しがちですが、全巻まるごとおススメの作品です!

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