こんばんは、くまリオです。
新年号が「令和」と発表されましたが、今日書きたいことは元号のことではなく、朝ドラの「なつぞら」を見ていて、ふと疑問に思ったので調べたことを記事にしたいと思います。
…ちなみに朝ドラ好きなんで(笑)ほぼほぼ毎日見ています。
まんぷくロスですが、なつぞらにも期待しているので、これから楽しみです!
話は戻って、今まで、何度もこういうシーンを直接見たり、そのシーンはなくても、戦地から故郷へ帰る…という流れは見たことがあるのですが、その時は全然、疑問に思わなかったのに、今日はふと、あれ?と思ったのですが…
戦地から戻ってお金持っていないはずなのに、列車に乗れるんだっけ?
という疑問です。
というのも、今日の朝ドラで、いきなり、ヒロインのなっちゃんを戦友の子供だからと北海道の十勝に、藤木直人さん演じる柴田剛男が連れ帰るわけですが…
東京で空襲にあった、なつを北海道に連れ帰るわけですから、飛行機もない時代、時間ももちろんですが、お金もそれなりにかかるわけで…あれ?戦地から帰ってきてお金ないよね?と疑問に思ったわけです。
復員列車
結論から申し上げますと、戦争が終わり軍務を解かれた兵が、帰郷することを復員と言います。それで、外地内地問わず、帰郷する際に、列車に乗るために証明書をもらったり、また列車そのものが復員列車という専用列車になり、無料で列車に乗り帰郷することができます。
そういえば昔、列車は国鉄と言われ、国の管理下だったなぁ…と浅い知識を思い出しました(笑)だからお金を出すのは国、政府なので無料でも問題なかったんですよね。
たぶん、藤木さん演じる柴田はとりあえず、なつの父親が戦死で亡くなったから、東京まで手紙を届けるために、復員列車に乗ったはず…
んでもって、北海道までも復員列車なり、証明書なりで無料で列車に乗れるはず。
しかし、なっちゃんを北海道に連れ帰る時はどうなんだろう?子供料金(半額?)を払ったんだろうか…?なっちゃんは、着の身着のまま、持ち物を持っていない感じだったし…
その辺の詳しい事情は当然ながらドラマの中では描かれていませんでしたが、柴田さんの持ち物を売ってお金を作ったのか、はたまた事情を話して後払いなのか…なっちゃんのお兄ちゃんがお金を渡したのか…
復員列車のことを調べるにあたって、復員した兵士は無料で列車に乗ることができた、ということしかわかりませんでした。
戦争を知らない世代ですので、こういう何気ないシーンでもさらっと流しそうですが、ちゃんと調べることによって、ほんの少しだけ戦争ということに触れる良い機会となりました。
年号がまた1つ新しくなり、どんどん戦争を体験として知っている世代の方々が、少なくなっていきますからね…。
戦争を知らないなんて喜ばしいことなんでしょうが、忘れてはいけないことなんだとも思います。
…というわけで(笑)明日からのなつぞらも楽しみにしたいと思います!(どういうシメだw)
追記:その後の朝ドラで、なっちゃんは靴磨きをしたり、お兄ちゃんは新聞なんちゃらをしたり…との描写がありました。また、お兄ちゃんは、和製チャップリンとして、米兵にも気に入られ、もらったものを売ってお金にして、お父さんのお店を再建することを目標にしていたので、お金も少しずつ貯めていたはず…。なので、なっちゃん分のお金はどうにか工面したのかな…と思います。
しかし、草刈おんじに初っぱなから泣かせられるなんて思いませんでした(笑)
もう、今週で子役からすずちゃんにバトンタッチですね。子役の子、可愛かったし上手だったなぁ…。